学習指導要領の歴史を紐解く

学習指導要領の歴史を紐解くと、戦後からの教育指導要領の歴史の中で一番難しいとされた1969年発表の現代化カリキュラムと呼ばれる指導要領がありました。通称「7、5、3」と呼ばれる指導要領でした。小学生の7割、中学生の5割、高校生の3割が授業の内容が理解できるというかなり難解な学習内容だったと言われています。1978年にこれが改訂になります。世相で言うと水谷豊演じる「熱中時代」などのドラマで反映される教育に希望が持てる時代でありました。そこから1979年武田鉄矢演じる「金八先生」が始まります。校内暴力が吹き荒れる混乱の時代に入ります。これは先に申し上げた難解な学習指導要領により、学校に居場所を無くした子供たちが学校に反発する時代を表していると言われています。そこで1989年に「新学力感」が発表され、これからは成績だけでなく、関心意欲態度を重要視しましょうという、私たちにもお馴染みの「ゆとり教育」がスタートします。こういった背景があり、今は悪評が高いゆとり教育が始まるのです。この1990年今から32年前に小学生、中学生だった方(私は46歳なので正にこれにあたります)はこの学力低下の一途を辿る最初の時期でありました。そして今のこの指導要領、1969年にかなり近づいた指導要領による教育がスタートしています。これが約10年続くわけです。私たちの世代の指導要領とは全く違う背景を持った教育環境にあり、もしかするとまた行き場をなくす学生が学校の中に多く生まれるという歴史を繰り返すように思います。これを救うのが私の役目だと思っています。

多様化する現代社会、テレビ離れ、少子化、教育も大きな転換期を迎えております。私としてはなるべく敏感にアンテナを立て、社会的意義を考え学習塾という仕事に向き合っていきたいと考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です