ショート動画全盛の今だからこそ、読書を強く勧める理由!@浮間・志茂・蓮根・西台の個別指導
こんにちは!学習スタジオ フォワード志村教室の徳田です。
スマホを開けば、15秒で完結する面白い動画が次から次へと流れてくる現代の子どもたちは、かつてないほど「効率よく、手軽に、楽しい情報」に触れています。
しかし、学習塾の一講師として多くの生徒たちと向き合う中で、私たちはある種の危機感を感じています。それは、ショート動画の心地よさに慣れすぎることで、じっくりと腰を据えて思考する「知の体力」が削られているのではないか、ということです。
今だからこそ、私たちは伝えたい。読書は単なる教養ではなく、この時代を生き抜くための最強の「学習戦略」であることを。
1. 「受動的な快楽」と「能動的な思考」の差
ショート動画は、アルゴリズムが「あなたが好きなもの」を自動で運んできてくれます。脳は受け身の状態で「快」を感じ、時間はあっという間に過ぎていきます。
一方、読書は「極めて能動的な行為」です。 文字から情景を想像し、わからない言葉を推測し、著者の主張に「なぜ?」と問いかける。この「脳を動かし続けるプロセス」こそが、テストの初見問題を解く際や、正解のない問いに立ち向かう際に必要な思考のエンジンを鍛えてくれるのです。
2. すべての学力の土台は「読解力」にある
塾に通って解法テクニックを学ぶことも大切です。しかし、読書習慣がある子は、「言葉のストック(語彙力)」と「背景知識」が圧倒的に豊富です。
国語はもちろん、数学の文章題を読み解く力、英語の長文を理解するスピード、社会の歴史的背景を捉える力。すべての教科の成績は、結局のところ「読解力」に収束します。 読書は、あらゆる学習の効率を跳ね上げる、最もコストパフォーマンスの良い自己投資なのです。
中学生のうちに読んでおきたい!「知の体力」を育てるベスト5
「何を読めばいいかわからない」という生徒の皆さんのために、学習スタジオ フォワードが自信を持っておすすめする5冊を厳選しました。
・『君たちはどう生きるか』吉野源三郎(著)
時代を超えて読み継がれる名著。自分自身の生き方や社会との繋がりを、主人公「コペル君」と一緒に等身大で考えられる一冊です。
・『かがみの孤城』辻村深月(著)
学校に居場所がないと感じる中学生たちが鏡の中に集まる物語。ミステリーとしての面白さはもちろん、他者の痛みを想像する力が養われます。
・『14歳からの哲学 考えるための教科書』池田晶子(著)
「言葉とは何か」「自分とは何か」。当たり前のことを疑い、自分の頭でゼロから徹底的に考えることの面白さ(と難しさ)を教えてくれます。
・『カラフル』森絵都(著)
生きることのしんどさと、それでも世界がカラフルに見える瞬間。思春期の揺れ動く心に優しく、かつ深く寄り添ってくれる物語です。
・『思考の整理学』外山滋比古(著)
「自ら学ぶ力(飛行機型人間)」になるためのヒントが詰まった、東大・京大で一番読まれてきた伝説の教本。学習の向き合い方が変わります。
保護者の皆様も、子どもたちと一緒に読書してみませんか。まずは、5分でも10分でも構いません。 「勉強しなさい」の代わりに、「この本、おもしろそうじゃない?一緒に読んでみない?」と声をかけてみてください。一緒に別々の本を読んでも、1冊の本をまわし読みしてもいいですよね。あるいは、親御様自身が楽しそうに本を読んでいる姿を見せてやってください(人が本を読んでいる姿って、カッコいいな!と思うのは、私だけでしょうか?)。それが、子どもたちをデジタルの喧騒から連れ出し、深い思考の海へといざなう第一歩になります。
学習スタジオ フォワードでは、単に問題を解くスキルだけでなく、一生モノの財産となる「読み解く力」を、本を通じて共に育んでいきたいと考えています。

