デジタルに奪われない心の余白!@浮間・志茂・蓮根・西台の個別指導
こんにちは。学習スタジオ フォワード志村教室の徳田です。
近頃、街を歩いていても電車に乗っていても、大人から子供まで皆がスマートフォンを眺めている光景が当たり前になりました。とても便利な時代ですが、ふと「私たちは時間に追われているのではなく、デジタルに時間を奪われているのではないか」と感じることはありませんか?
今日は、特に多忙な毎日を送る小中学生のお子様、そして保護者の皆様へ、「自分だけの時間を守ること」の大切さについてお話ししたいと思います。
「なんとなく」で過ぎていく時間を、意識的に止める
勉強の合間の5分だけのつもりが、気づけばYouTubeやSNSを30分、1時間と見てしまっていた……。そんな経験は、お子様だけでなく私たち大人にも身に覚えがあるはずです。
デジタルデバイスから流れてくる情報は刺激的で、私たちの脳を常にフル回転させます。しかし、その「なんとなく」過ごす時間は、実は脳を休ませるどころか、じわじわと心のエネルギーを消耗させてしまうこともあるのです。
わずか10分、「自分だけの時間」を確保する
たとえ10分、15分という短い時間でも構いません。 **「スマホを別の部屋に置き、通知の届かない環境で過ごす時間」**を作ってみてください。
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温かいお茶をゆっくり飲む
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窓の外の流れる雲をただ眺める
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お気に入りの本のページをパラパラとめくる
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今日あった楽しかったことを、静かに思い返す
こうした「何もしない時間」「誰ともつながらない時間」を確保することは、現代において何よりの贅沢であり、日々の幸福感に直結します。
「余白」があるからこそ、学びは深まる
学習塾の視点からお伝えしたいのは、「心の余白」こそが思考力を育てるということです。
知識を詰め込むことだけが勉強ではありません。静かな時間の中で「今日学んだこと」が頭の中で整理され、ふとした瞬間に「あ、そういうことか!」と深い理解に変わることがあります。また、「明日はこれを頑張ろう」と自分を前向きに整えるのも、こうした静かな時間の中での対話です。
デジタルの刺激から解放されることで、脳は本来の集中力を取り戻し、次の学習への意欲が湧いてくるのです。
人生の主役は「あなた自身」
デジタルはあくまで便利な「道具」です。人生という限られた時間の中で、主役はあくまでお子様自身、そして保護者の皆様自身です。
誰かの投稿や、流れてくる情報を追いかける時間ではなく、「自分の心の声」に耳を傾ける時間を、今日から少しだけ意識して作ってみませんか?
そのわずかな積み重ねが、お子様の健やかな成長と、ご家庭の穏やかな幸せにつながることを願っています。


