ハーバード流「幸せの方程式」を勉強に活かすヒント!@浮間・志茂・蓮根・西台の個別指導
こんにちは!学習スタジオ フォワード志村教室の徳田です。
ハーバード流?!我ながら、大きく出過ぎたタイトルかも!?ビッグ ネーム!!と思いましたが、思い切ってアップしますね。
先日、WIRED Japanの動画でアーサー・ブルックス教授(ハーバード大学)が語っていた「幸せの科学」についての解説が、あまりに素晴らしかったので共有させていただきます。動画のリンクはブログの最後に貼っておきました。
「塾で幸せの話?」と思われるかもしれませんが、実は「心の状態」と「学習効率」には深い関係があります。今回は動画の内容をヒントに、私たちが日々の勉強や受験生活をどう捉えるべきかをお伝えします。
1. 幸せは「感情」ではなく「習慣」である
多くの人は「テストで良い点を取ったら幸せになれる」と考えがちです。しかし、教授は「幸せは3つの栄養素でできている」と語ります。
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享楽(Enjoyment): 意識的に楽しむこと
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満足(Satisfaction): 努力の末に手に入れる達成感
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目的(Purpose): 自分の人生の意味を見出すこと
特に受験生にとって大切なのは「満足(Satisfaction)」です。 動画では、満足感を高めるための面白い方程式が紹介されていました。
満足 = 持っているもの ÷ 欲しいもの(欲求)
「もっと良い点数が欲しい」「あの子に勝ちたい」と分母(欲求)ばかりを大きくすると、いくら結果を出しても満足感は得られません。今の自分が「できていること」に目を向け、分母をコントロールすることが、実は学びを長く続けるコツなのです。
2. 「メタ認知」で感情を味方につける
勉強中、「もう嫌だ!」「全然覚えられない」とイライラすることはありませんか? 教授は、そんな時こそ「メタ認知」が重要だと言います。
メタ認知とは、自分の感情を少し離れたところから「あ、今自分は焦っているな」「疲れているな」と客観的に観察することです。
感情に振り回される(リンビック・システム主導)のではなく、一歩引いて冷静に判断する(前頭前野主導)練習をすることで、パニックを防ぎ、集中力を取り戻すことができます。これは本番の入試で実力を出し切るためにも、欠かせないスキルです。
3. 今日からできる!幸せを育てる「感謝のリスト」
動画の中で、ハーバードの学生も実践している具体的なワークが紹介されていました。
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毎週日曜日の夜に、感謝していることを5つ書き出す。
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平日は毎日、そのリストを5分間眺める。
これを10週間続けるだけで、幸福度が25%も向上するというデータがあるそうです。 「先生が分かりやすかった」「お弁当が美味しかった」「単語が10個覚えられた」……。 小さな感謝を積み重ねる習慣は、脳をポジティブな「学習モード」へと切り替えてくれます。
最後に:学んだことを「共有」しよう
ブルックス教授は、動画の最後でこう締めくくっています。 「幸せの秘訣は、学んだことを誰かにシェアすることだ」と。
勉強も同じです。新しく知った公式や英単語を、友達や保護者の方に「これ知ってる?」と話してみてください。誰かに教える(シェアする)ことは、知識を定着させる最強の学習法であり、同時に自分を幸せにする行為でもあります。
今日、このブログを読んで「いいな」と思ったことがあれば、ぜひ今夜のごはんの時にでもお子様(あるいは保護者の方)と話してみてくださいね。
参考動画: ハーバードの教授だけど「幸せについて」質問ある? | Tech Support | WIRED Japan

