「継続は力なり」の先にあるもの@浮間・蓮根・志茂の個別指導塾

学習スタジオ フォワード 志村教室の徳田です。

「毎日勉強を続ければ続けるほど、勉強時間は減っていくようです。なぜなら、毎日勉強すれば、忘れないので、どんどん先に進められるからです。」とは、現在高校2年生Oくんが授業中に言っていたことですが、逆説的で、ハッ!とさせられるものがあります。

彼はこの発言を何を意識するでもなく、ただ思ったことを口にしただけだったと思いますが、学習の効率よりも、「継続」することの大切さを改めて彼に教えてもらったように思います。

継続するためのモチベーションをどのように保つのかは非常に難しい問題ですが、

さきほどのOくんの場合、やるべきテキストとその内容の全体像を把握して、1日に解く問題数を決定しました。どんなに忙しくても、〇問は解く!そして、解いたら、ラインで毎日報告する!と約束しました。ノルマを設定して習慣として(半ば強引に?)生活の中に取り込んでしまったというわけです。

(自ら進んでがんばりたい!というような内的動機付けがベストですが、物事を始める最初の1歩は行動するしかありません。↑のような外的動機付けから、時間の経過とともに内的なものへと少しずつ変容していくとよいですね。)

がんばりたい!という彼の気持ちを無駄にせず、あと押しすること、そして、どんなに小さくても、成長実感を持てるようにすることを念頭に、毎週の授業の際に、理解できなかった問題を解決して、出来た!出来なかった!を共有するようにしました。今では、継続することで道は切り拓けると必死に取り組んでいます。少しずつではありますが、確実に前進しているようです。

そんな彼の姿を見て、同学年のAくんも、1日のノルマを設定して達成したらラインするを始めました。まわりのがんばりを見て、自分もがんばらなくては!と焦りを感じたそうです。

目標はひとりひとりさまざまですが、教室長として、目標に向けたポジティブな気持ちで溢れる教室にしたいと思います。